2016年9月29日木曜日

奈良ホテル

奈良ホテルのロビー
クラッシックホテルのロビーはレセプションとは別の部屋になっている
時間が作り出した風格と毎日のお掃除で、気持ちよい空間になっています
2016.9.24(土)憧れの奈良ホテルに宿泊しました。
吹き抜けの2階からレセプションを見下ろす
天井桟敷のよう(笑)
柄入りのスチーム暖房や彫刻のある応接セットに、大きな絵がかけられていて、独特のムード

ベルに案内されてチェックイン。
ベルやフロントのスタッフが意外に若いことに驚きました。

お部屋まで案内してもらいお部屋に入った時、ちょっと古い施設だなと感じるくらいで、特にこれといって気に留まることはありませんでした。
宴会のお客様の間を通り抜けて歩かなければならなかったので、騒がしい感じなのかとさえ感じました。
上質なリネン類 上質とはこういうこと!
暫くお部屋に留まってみて、マントルピースも、荷物やテレビが乗った棚も、ベッドも、洗面やトイレやお風呂も、どれも古くからよくある普通の施設と思いました。
あ、昔のホテルってこうだったな と思うような。

しかし、古い施設なのに、例えば水回りは機能がしっかりとしています。
お風呂のシャワーの水量・勢いは申し分なく、トイレも気持ち良く水が流れ、洗面スペースも水の流れだけでなく全面のガラスがとても綺麗に磨き上げられています。
手を洗うのにも固形石鹸が用意されていて、液体せっけんが多い昨今のホテルと比べると贅沢さを感じます。

そして、お風呂上りにバスタオルで水をぬぐい、厚く重くて決してはだけないパスローブに身を包んで、柔らかな浴衣に着替える頃には、すっかりこの心地よさに酔いしれていました。
シーツも、枕カバーも、みんな素肌に優しい細い綿で織られていていて、とても柔らかです。

ゆったりした湯船、椅子のすわりや、ベッドの心地よいスプリング、静かな客室・・・。
どれ一つをとっても、奇をてらうことのない極々普通なものです。
つまり、本来のあるべき機能や安らぎづくりに忠実なのです。

このシンプルで上質なサービスが、クラッシックホテルならではと実感しました。
アインシュタインが弾いたピアノ
パブリックスペースには、本当に数々の絵や食器などが飾られていました。
食器は、ラストエンペラー愛新覚羅溥儀が使用したものや、天皇 皇后陛下がご使用になったものなどが展示されています。
レストランの窓から、ちょうど興福寺の五重塔が見えるのも風流です。

そんな中でも、特にこのアインシュタインが弾いたピアノが目を引きました。
足の付け根部分に、汽車の動輪がデザインされています。
ここ奈良ホテルは、現在はJRグループ、かつては国鉄の経営だったことを思い出しました。

朝食をメインダイニングの三笠でいただきました。
洋食・和食・茶がゆの中から洋食を選択し、スクランブルエッグ、フレンチトースト、グラノーラをいただきましたが、シンプルな味で本当においしいお食事です。
レストランサービスのスタッフがきびきびと動いて、足早に歩きまわっています。
いつも右左を目でしっかり見ながら歩いていて、お客様に「すみませ~ん」と呼び止められている場面には一度も出会いませんでした。
お水が無くなりそうになったら誰かがついでくれ、お皿が空いたらすっと下げてなくなっている。
目に入らない場所から すっと なので、サービスをされてる感じが全くしません。


ホテルは実際に宿泊してみないとその良さは分からない。
ホテル設備やサービスにおける上質とは何か。
再認識した奈良ホテルの宿泊でした。

リゾートホテル会員権

2016年9月27日火曜日

奈良観光 ~ 圓成寺・春日山・春日大社

圓成寺の庭園から桜門を望む
2016.9.26(月) 奈良郊外にある圓成寺へ出かけました。

日に数本しかバスがない忍辱山(にんにくせん)。
なかなか行きづらいどころへ 運慶作 国宝 大日如来像を拝みに出かけました。

山あいの村に忽然と、立派な桜門と優雅な浄土式庭園が広がっています。
貴族の姿を思い浮かべる景観で、手入れがとても行き届いていて、僅かにもみじの葉が色づいていることに秋の訪れを感じます。
多宝塔 運慶作の大日如来さまが
多宝塔の中の大日如来様は、昨日 海龍王寺で見た文殊菩薩にお顔がよく似ています。
ふっくら頬の賢い少年 のお顔つきです。
初期の頃の運慶の作と言われています。

ご本尊は、金堂の阿弥陀如来像です。
それを取り囲む厳つい顔の四天王、堂内の柱には、描かれた絵の色が残っていて、極彩色だった創建当初の姿が想像されます。
若草山
その後、バスで押上町まで戻り、東大寺裏の若草山を目指しました。
標高342m、30分前後。
それでも遊歩道には”若草山登山道”と書いてあり、ミニ登山です。
若草山からの眺望 世界遺産の春日の森も見える
汗でびっしょりになって若草山の一重目の山頂に着きました。
そこから更に二重目、三重目と上がって行くに連れ眺望がどんどん開け、ユネスコ世界文化遺産になった春日山原生林も見えて来ました。

昨日出かけた平城宮跡の第一次大極殿、東大寺大仏殿、東大寺南大門など、大きな建物がどかーんと建っているのが印的です。
春日大社
若草山から春日大社へ降り、久しぶりに春日大社にお参りすることしました。
ちょうど20年に一度の式年造替の前で、まだ神様がいらっしゃらない真新しい4つのお社を観て、4柱の神様にお参りすることができました。
春日大社の回廊
春日大社で万燈籠を観たのは20歳代の終わりでしょうか。
万燈籠の幻想的な光に感激したことを覚えています。
あの頃、広大な春日大社の敷地を歩き続けたことを思い出しました。

リゾート会員権 価格

2016年9月26日月曜日

薬師丸ひろ子コンサート

春日大社の式年造替(神殿の場所は同じなので遷宮とは言わないのですね)の奉祝です。
”時代” (中島みゆき)でコンサートはスタート。
まさに「あんな時代もあったねと〜と」若い頃を思い出しながら聴くことになりました。

徐々に日が暮れて暗くなり、蒸し暑い会場に涼風が吹いてきました。
曲と曲の合間の静けさに、リーンと虫の音が聞こえてきます。
春日大社の参道の木々を背景にしたステージにライトアップが映えます。

たくさんの名曲、心に沁みました
特に後半は声も伸びやかで、”Woman~Wの悲劇~”、素晴らしかったです。

前から7列目のお席で、ひろこちゃんの表情もよく見てとれました。
このところの雨で足元が濡れてぬかるんでいる会場。
それでも予報に反して、コンサート時間中は雨が降りませんでした。
この幸運に感謝!

2016年9月25日日曜日

奈良観光 ~海龍王寺・法華寺・大極殿・唐招提寺

2016.9.25(日) レンタサイクルで平城京跡周辺のお寺と仏像を回りました。

海龍王寺
海龍王寺 国宝 五重小塔
西金堂内に国宝 五重小塔があり、お堂に収められた塔というのも珍しいと思いました。

ご本尊の十一面観音は、鎌倉時代の慶派の手によるものとされています。
長い間、秘仏とされていて護摩の煤を被ることもなかったため、大変きれいな状態で残っていいます。
身につけた精緻な装飾品なども美しく残っており、塗りの色もかなり残っています。

文殊菩薩
像に乗っている文殊菩薩が多い中で、立姿というのは珍しいのではと思います。
全体として頭が小さく小顔、ふっくらとした頬に知的な目をしています。

法華寺
法華寺 本堂
光明皇后宮でもあったお寺で、総国分尼寺。
本堂を始め須弥壇(しゅみだん)は淀君の寄進により建立ということです。
ご本尊は十一面観音、秘仏で直接に見ることは叶いませんでした。

前回、ここを訪れた時は20代の終わり頃、ご本尊が御開帳になっている時だったと思います。
鐘楼脇から本堂前を向かって歩いていると、その時のちょっとしたエピソードを思い出しました。
外は暑くて、本堂に入ると真っ暗、たまたまタクシーの運転手さんが解説しているのを聞いた記憶があります。
今日はお寺さんで用意した音声が流れていました。

法華寺 浴室(からぶろ)
光明皇后が病気の人を救ったと言われる浴室(からぶろ)があります。

帰り際に、綺麗な花に目が留まりました。
後に調べると芙蓉の花でした。

第一次大極殿
平城京 第一次大極殿
復元された第一次大極殿を見に行きました。
大極殿から朱雀門方面を望むと、映画で観る中国皇帝がいた宮廷のようなスケール感です。
国家行事・儀式が行われた前庭で、前日オペラが行われたようで、そのステージが解体作業がおこなわれていました。
スケールの大きい、悠久を感じさせるオペラになったのではないでしょうか。

唐招提寺
唐招提寺
最後に自転車道路を走って唐招提寺へ。
ここも久しぶりに中に入りましたが、伽藍が整っていて金堂・講堂の仏像がどっしりとしています。
鑑真の御廟が立派になったように感じました。

2016年9月24日土曜日

奈良観光 ~東大寺 散策

大乗院庭園
2016.9.24(土)午後、奈良に到着しました。

宿泊する奈良ホテルに荷物を置いて大乗院庭園を見学。
そして、東大寺の思い出に残る場所や大好きな場場所を散歩することにしました。
東大寺 戒壇院
まずは戒壇院。国宝 四天王立像。
3段構造の戒壇院をじっくり3周して、素晴らしいお姿を拝観しました。

初めてここを訪れた時は、三段目の四天王と同じ段に上がって観ることができました。
そのお姿に圧倒されて息をのむようでした。
その時は、右手前の持国天に心魅かれましたが、今日は左後ろの広目天の抑えた智性にぐっと引き寄せられました。
四天王の視線は、矢が放たれているように強い力です。
目が合ったらどうしよう・・・心底の悪を見透かすような強さです。
二月堂を望む
ここからの写真も よく撮られる定番。


東大寺 二月堂と閼伽井
2月のお水取り、修二会を何度か観に来たことを思い出します。
ここでお松明の火の粉を浴びて無病息災を祈りました。

福井の鵜の瀬から続く閼伽井
鵜の瀬にも2度、行きましたね。
奈良太郎
三月堂の脇を通り、大きな大きな梵鐘”奈良太郎”の下を通って、南大門へ。
南大門では、大きな大きな阿形・吽形を観て、奈良公園の鹿たちの間を通り抜けて帰ってきました。

リゾートホテル会員権

2016年9月20日火曜日

ヨガフェスタ2016~正しく学ぶハタヨガの基本と実践

9.19(月祝)13:00~14:30
正しく学ぶハタヨガの基本と実践
ケン ハラクマ先生

アシュタンガヨガの第一人者、ケンハラクマ先生のハタヨガのクラスに参加しました。
ハタヨガとは言っても、アシュタンガが基本になっていますので、太陽礼拝もジャンプしてスピーディな呼吸に合う流れで進められます。
背中での合掌など、基本的な形に入る 入り方のコツを次々と紹介されました。

身体が非常に温まり、髪も濡れるほど汗びっしょりになりました。
常温ヨガでは久しぶりの感覚で、すっきりしました。

東京ベイコート倶楽部

2016年9月19日月曜日

ヨガフェスタ2016~ヒップオープニング、ヨガニードラ、ブリス!

9.19(月祝)9:00~10:30
ヒップオープニング、ヨガニードラ、ブリス!
マック久美子 先生

イシュタヨガの日本の第一人者、久美子先生のクラスです。

久美子先生は、明解な言葉/明瞭な語り口でスピーディに説明してくださる先生です。
知っている先生の中で最も理論派と思います。

股関節を開く腸腰筋と   筋は表裏の関係でにあります。
股関節を開くには全部の筋肉を弛緩させればよいものではなく、外側を伸ばすには内股を引き締めると効果的に伸ばせます。
伸ばしたい逆を引き締める のですね。
(そんな説明通りにアーサナを実行したら、翌日、身体の小さな筋肉があちこち筋肉痛になってしまいました。)

クリスタルボールの波動をうけながらクラスは続きます。
最後のヨガニドラの時間には、特に心地よく感じられました。

エクシブ料金

2016年9月18日日曜日

ヨガフェスタ2016~青空の下の二人ヨガ&一人ヨガ


9.17(土)16:00-16:45 青空の下で二人ヨガ&一人ヨガ
綿本 彰 先生

二人でペアを組んで、お互いに相手に寄りかかったりしながらアーサナを行いました。
パートナーがよしかかってくるから自分も倒れそうになる・・・”なんで?”とは考えないように!ということでした。
ただただよしかかってくる、だからそれに対応して力を逃すなどの対応をするだけ。

長年のヨガ友Haruちゃんと参加しペアを組みましたが。
背も少し違うのに意外と上手にできたようです(笑)

パートナーを認める、自分を認める、自己肯定をする。
自己肯定がテーマのクラスの導入編のようでした。

それにしても綿本先生、声良いですね~。

* リゾート会員権

2016年9月17日土曜日

ヨガフェスタ2016 ~Sunroom yoga


2016.9.17(土)~19(月祝)の3日間、ヨガフェスタ横浜2016に参加しました。

9.17(土)15:00~15:45
 Sunroom Yoga ~自分とつながる、周りとつながる、自然とつながる~
 渡部 累 先生

ヨガフェスタでのこのクラス、今年で5回目の参加になり、心待ちにしていました。
この時期にしては珍しく雨予報で、このクラスだけはどうしても降らない欲しい!と心配していました。

”晴れましたね”と言う累先生の第一声。
とても嬉しく感じられます。
お昼までの黒い雨雲がどこかに消え、薄陽が射して青空が広がりました。

クラスはシャバアーサナから始まりました。
ゆっくり呼吸して、累先生のまぁるい声に誘導されて行きます。
語尾が長く伸びる柔らかい語り口です。

どのアーサナを行う時も、
1.下腹を引き上げて背骨を伸ばし
2.胸を上げて肩を下し
3.頭を中にしまう
この3つを行うことが大切、と繰り返されました。
ひとつひとつのアーサナを行うたび、この3つをひとつずつ意識して行うことで、楽に安定する場所を見つけられるようです。

今年、出産を経験された累先生。
出産で、日頃は意識しない 自分は動物なんだ!ということを強烈に印象付けられたということでした。
ヨガをしていると、社会的な地位や立場、家族の中の役割、職業や性別などなど様々な属性すべてが何も無くなる時があります。
ただただ今ここに生きている命のひとつ として、あたたかい海風に吹かれながら、集中してアーサナを行います。
その感じは、統一感”Oneness”一体感ということなのかもしれない と感じます。
このクラスのサブタイトル”自分とつながる、周りとつながる、自然とつながる”は、つまりそういうことなのかもしれない と妙に納得してしまいました。
(上手くこの感覚を説明できないようです。少し宗教がかった表現かもしれません。)

例年、このクラスはヨガフェスタのトリが、今年はスタートになりました。


エクシブ会員権

2016年9月15日木曜日

京都へ 六角堂にお参りをして

六角堂の前で
2016.9.15(木)朝、エクシブ会員権の売買の手続きのため、京都を訪れました。
京都はこの季節は暑いのか と思いきや、関東と同様、気温が低くて涼しい日でした。
高倉宮跡の碑が
書類をお預かりして横浜へ戻る前に、六角堂にお参りをしました。
そして、その門前の無村庵で黒胡麻煎餅を求めて帰ってきました。

ところが。
事務所で袋を開けてみたら黒煎餅が!
驚きましたが、美味しくいただきました。

エクシブ会員権

2016年9月10日土曜日

大萩康司のコンサート

音色が異なるギターが4本登場しました

2016.9.10(土) クラッシックギター 大萩康司のコンサートへ行きました。

JR戸塚駅前の戸塚区総合庁舎4階にできた、戸塚区民文化センター さくらプラザ・ホール という新しい会場です。
450人ほどのコンサート会場の3列目 真ん中、演奏者の目の前のお席でした。

始まりは、小さな古いタイプのギターを肩から掛けて、会場後方から登場、演奏しながら歩いてステージへ登壇。
ギターは元々、このように立奏されていた ということでした。
小さな音、チェンバロのような繊細な音が生演奏 とすぐには気づきませんでした。
あれ、大萩さん、お髭 伸ばしたんですね。以前にキリスト品川教会神奈川県民ホール小ホールで見た姿と印象が少し違います。

クラッシックギターに詳しいわけではありませんが、非常に情緒的というのか、音が躍るよう舞い上がるように豊かな演奏でした。
演奏しているすぐ目の前で聴いていましたから、その息遣いから指遣いまで伝わってきて、とてもリアルでした。
もちろん、この新しいホールの音響も素晴らしいのでしょうが。

4本のギターを説明しながら使いわけたり、途中に質問コーナーも設けられて、楽しい演出のコンサートでした。
ギターは楽器としては比較的新しい楽器 ということも知りました。


【プログラム】

イ短調の組曲より エアー(フランソワ・ルコック)
11月のある日 (レオ・プロウェル)
その明くる日 (レイ・ゲーラ)
全ては薄明の中で 第一楽章 第四楽章(武満 徹)
今朝、オーマに再び陽は昇った (ウィリアム・ラヴィレディ)

 質問コーナー

 休憩

3つの歌 より 天の3羽の美しい鳥 (モーリス・ラヴェル)
亜麻色の髪の乙女 (クロード・ドビッシー)
ミンストレル (クロード・ドビッシー)
愛のロマンス~禁じられた遊び~ (アントニオ・ルビーラ)
セゴビアーナ op.366 (ダリウス・ミョー)
サウダージ 第3番 (ローラン・ディアンス)

(アンコール)
アルハンブラの思い出 (フランシスコ・タレガ)


東急ハーヴェスト会員権

2016年9月5日月曜日

誕生日祝いに


9.4(日)誕生日にたくさんのお祝いメッセージをありがとうございました。
とても嬉しく温かい気持ちになりました。

リゾート会員権のお仕事をする仲間が、お子さんと一緒にクッキーを焼いてくれました。
カントリーマームの柔らかい食感に、甘さ控え ほんのりバターの塩味が私好みです。

さて、この一年。
リゾート会員権のお仕事は、やりたいこと、やらなければならないことが盛りだくさんです。
日々、緊張感を絶やさず集中して取り組みたいと思います。