「後見人ら、財産を守るはずが着服18億円超」という報道を目にしました。(毎日新聞・読売新聞)
そもそも、成年後見制度が出来たのは、例えば、身寄りのない高齢者など、判断能力が弱い(私法上の行為能力ない)ために財産処分ができず、行き詰まってしまうことを解消するためだった と理解しています。
未婚者や既婚でも子供がない人も増えていますので、実際、これから身寄りのない高齢者はどんどん増えていき、活用される制度と期待されてました。
ところが、後見人が被後見人の財産を着服するケースがこんなにあると、制度そのものの信頼性に不安を感じます。
これからの超高齢化社会を支える成年後見制度が揺らぐ、と危機感を抱きました。
* エクシブ価格表