2013年2月3日日曜日

南郷山・幕山ハイキング

五郎神社~みかん畑の脇道を登って
 春の嵐の翌朝、すっきり晴れ渡って、2013.2.3(日)ハイキング決行!
湯河原の南郷山(610m)・幕山(625m)ハイキングコースを金時山の仲間と一緒に歩きました。
 五郎神社でバスを降り、スタートは民家やみかん畑が続く急坂をひたすら登り続けました。
みかんは枝ごと地面についてしまうほど たわわに成っていて、のどかな田園風景です。
南郷山 山頂付近からの眺め
 とはいえ、急坂をまっすぐに登り続けると暑い暑い!
着ていた服をどんどん脱いでも、汗ビッショリになります。

 やがて歩く道は山道になり、ゴルフ場の脇を通って南郷山登り口へ。
登り口から程なくすると標高610mの南郷山の山頂に到着しました。

 山道や山頂付近から遠く伊豆七島が望めると聞いていましたが、昨日の春の嵐のおかげで靄っていてこんな眺望。
それでも鏡のように輝く伊豆の海、手前に真鶴半島・初島・伊豆半島、遠くに大島・利島が望めました。
南郷山から下りる急な下り坂
 南郷山 山頂から笹に囲まれた狭くて急な下り坂を直滑降で下ります。
ここは雨の後や雪が残っている日は、滑って笹につかまらないと下りられないそうですが、雨の翌日にも関わらず地面がドロドロではなかったので、(多分 普通より)楽に下りることができました。
自鑑水
 下り切ると幕山へと向かう林道に出ました。幕山を目指して歩きます。

 途中、脇道を右手奥に入っていくと”自鑑水”という池がありました。
かつて、石橋山の合戦に敗れた源頼朝が喉を潤し一息ついたと言われる池で、頼朝は水に映った自分の姿を見て自害しようとしたそうです。
その後、湯河原の豪族 土肥実平に引き止められて思いとどまったということです。
 
 そんなことからでしょうか、このあたりの山道には”鎌倉幕府 開運街道”という案内表示が出ています。

 また山道へ入り、幕山の山頂に到着すると、そこは360°眺望が取れる草地の広場になっていました。
温めたおでん・熱海駅で求めた鯵寿司なとのランチを広げていただきました。
日射しが温かくて気持ちいい!
幕山 梅林が広がる
 腹ごしらえが済んだら、いざ出発。
今度は”幕山公園”に向かって降りて行きます。

 ジグザグつづら折りに続く遊歩道を下りていくと、途中、たくさんの人々が岩場でロッククライミングの練習をしているところがありました。
そして、遊歩道の終着点が幕山公園、4,000本もの梅林があり、次の週末から梅まつりが予定されているようです。
公園の梅は一部花が咲き始めた木がある程度で、 まだまだこれからではないでしょうか。
和菓子”村上”
村上でいただいた ぜんざい
 幕山公園でひと休みして、一般道を湯河原駅まで歩き、湯河原駅前で天の川饅頭で有名な和菓子”村上”で栗ぜんざいをいただきました。
甘さ控えめの濃い餡子 と 香ばしく焼きあがったお餅が美味しいぜんざいでした。

ゆとろ嵯峨沢の湯
 やっぱり最後はこうなりました・・・日帰り温泉”ゆとろ嵯峨沢の湯”。

 ”ゆとろ嵯峨沢の湯”(湯河原〜真鶴の間)は、5人以上なら電話すれば駅まで送迎してくれるというので、湯河原駅前の和菓子”村上”まで迎えに来てもらいました。
こじんまりとした施設ですが、内風呂・露天風呂・打たせ湯・サウナと広くて寛げる無料休憩所やレストランが充実しています。
歩き疲れた身体に温泉は効きますね!

*前泊はリゾーピア熱海