2019年10月22日火曜日

萩津和野

元乃隅神社
 2019.10.22(火祝)長門湯本温泉を出発し”元乃隅神社”にやってきました。

CNNで「日本で最も美しい場所」に選ばれてから、雑誌などでもよく載っている、インスタ映えスポットとしても有名な場所です。
ここに来るとは思わなかった!
奥の岸壁が”龍宮の潮吹き”と呼ばれているそうです。
青海島クルーズ
 青海島観光汽船というクジラ型の船に乗り、荒々しい日本海と海水に削られてできた奇岩群を眺めました。
陽射しが強く、ぎらぎらと海が光っていました。
 長門市内にある”金子みすゞ記念館”を訪れました。
大正末期の童謡詩人 金子みすゞのことは、ここを訪れるまで知りませんでした。
ここでその作品に触れ、”知っている”と感じる誌もありました。
萩の街
 そして、やっと旅の目的地 萩にやってきました。
下級武士たちの暮らした武家屋敷が残る、白壁となまこ壁や黒板塀の美しい町並みです。
木戸孝允の旧宅や、高杉晋作の生家も残っていました。

高杉晋作の辞世の句を思い出しました。
~おもしろき こともなき世に おもしろく すみなすものは 心なりけり~
お勤めしていた会社を辞めるさくら通りに、元上司がはなむけに贈ってくれた句です。
混とんとした時代に高い理想をもってスタートを切った自分に、ピッタリの句であったと今は思えます。
そして、その元上司とお仕事で一緒することとなったことも、感慨深いものがあります。
松下村塾
吉田松陰が生まれ育った生家、松陰が明治維新を突き動かしていった伊藤博文や高杉晋作などの人材を育成した”松下村塾”、死後 松陰が祀られた”松陰神社”を見学しました。
その時代、倒幕に動いた長州がこの地域のことだったことに気づき、現在の内閣総理大臣 安倍晋三 氏の地盤が長門市であることを思い出しました。
このような風土の中から、代々政治家を生む人が出ているのですね。
津和野の街
旅の最後に、山陰の小京都と呼ばれる津和野を訪れました。
殿町通りは、藩校養老館跡、郡庁跡、津和野藩家老多胡家表門、カトリック教会など歴史ある建物が並んでいます。
通りに沿って流れる掘割には、太った鯉がたくさん泳いでいました。
ゆっくり見て歩く時間が取れなくて残念でした。

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