2019年11月4日月曜日

高野山

中門
 和歌山の旅の終わりに、高野山 壇上伽藍金剛峯寺を見学しました。
三連休とあって大変な人込みでした。
御社
 空海に高野山を譲ってくれたという丹生都比売(にうつひめ)明神が勧請されて祀られています。
仏教(密教)が入ってくる前、日本古来の神がいたという話は、全国いたるところにある話ですが。
ここは、水銀と関連のある丹生(にう)のつく神様がいた地だったのですね。
大塔
 ひときわ朱が映える大きな大塔。
中は空海が大陸から持ち帰った世界感、立体曼荼羅になっています。
三鈷の松
 空海が唐から投げた法具 三鈷杵が届いたもので、通常2枚または5枚である松の葉が、この松は葉が三枚ということでした。
実際に拾ってみたところ三本でした。
 たくさんのお堂が並ぶ壇上伽藍内は外国人の姿が非常に多く見られました。
11月のこの季節はさすがに寒く、皆さん携帯のダウンコートを羽織っています。
ちょうど紅葉が始まった頃のようです。
高野四郎
 大きな大塔の前には大きな鐘”高野四郎”が。
金剛峯寺 庭園の紅葉が美しい
金剛峯寺のお庭の紅葉が見事でした。

高野山は”奥の院”がスピリチュアルな空気が印象的ですが。
記憶に残りづらい壇上伽藍や金剛峯寺も、ゆっくり歩くと素敵な感じですね。


ベイコート倶楽部