弥山の山頂付近9/18(日)朝、雨も上がってきたことから、宮島の
弥山(みせん)に登りました。
弥山は、3つの信仰が入り混じり融合している、日本らしい霊山です。
ひとつは、古来の自然の神様。
山や木や岩、自然そのものに神を見出すという信仰です。
山頂付近に大きな大きな巨石がそびえていて、そこから見下ろす山肌にもたくさんごろごろしています。
三鬼大権現 という3つの鬼を神様としてお祭した社もあります。
宮島(厳島)自体が神の島として崇められてきたそうです。
2つめは、山岳信仰。修験道。
このような険しい山に身を置き、山を登り下り、その中で厳しい修行をおこなうことで、何かを悟り自身を成就をさせようという道です。
まるで天狗が出てきそうな景観ですから、もっともという感じがします。
1200年間 消えることのなかった火
そして、山岳仏教。真言宗の仏教。
空海がこの山に入ってから1200年もの間、絶やされることのなかった火が霊火堂のこの写真。
(広島の平和記念館の「平和の火」は、この火を使っているそうです。)
お不動さん(不動明王)が護摩の煤で黒光りしています。
* 逗子マリーナ マリンフェスティバル