2016年2月16日火曜日

リゾート会員権の宿泊券売買が旅行業法違反?


東急ハーヴェストクラブ会員に「重要」と印字された封書が届きました。
「利用券に関するご報告とお願い」という文書が入っていました。

内容は・・・
宿泊券がインターネットオークションで出品されている例がありますが、東急ハーヴェストクラブ規約に定める営業行為禁止規定に抵触するだけでなく、場合により旅行業法に抵触するので、お控えください。
更には、2016.1.22旅行業法違反で逮捕された例もある というものでした。

旅行業法違反で逮捕?
驚きをもってインターネットで検索してみるとこのように出ていました。
時事ドットコム 産経新聞

どうらやら、ネットオークションでHV宿泊券を購入し、宿泊予約を取った上で再販売して利益を得ていたようです。
しかも、これを無登録で反復継続していたことが旅行業法違反の逮捕理由になっているようです。
(参考)旅行業法について

なるほど。インターネットオークションなどで、余った宿泊券を安易に知らない先へ譲ると、犯罪に利用される可能性もある というわけですね。

更にはネットで拾った不確かな情報ですが、
逮捕された人が得た利益が3年間で1,000万円
再販売できないと予約をキャンセルしていたようで、これによりホテル側が被った損害額数千万円
なんていう情報もあります。

これが事実であれば、
本来 会員が利用できたはずの日を利用できなくなっただけでなく、利用しなかったのにキャンセル料すら払われていなかった ということ。ほかの会員に大変迷惑をかけてしまうわけです。
そしてよく考えると、例えば利用者が施設を破損して修繕費を払ってくれない場合、会員が最終的に責任を負うわけですから、知らない先に宿泊券を渡せないと思います。

東急ハーヴェストクラブに限らず宿泊券制のリゾートクラブの会員は注意しなければなりません。

東急ハーヴェストクラブ