2017年6月29日木曜日

雨月物語

雨月物語をマンガで読みました。
雨月はもちろん雨が降る月の意ではありませんが、この暖かく湿った空気、鬱陶しい梅雨の時期に、怪異譚がしっくりきました。

9編の譚のうち、筋を知っているものもありました。よく知られている話しもあるようです。

肉体は滅びても、魂、怨念や呪いなどの強い情念は残る。そして、時や空間を超えていく という考え方。
これが怖さの元なのかもしれません。