2017年9月17日日曜日

ヨガフェスタ2017~マック久美子先生



9.17(月祝)9:00~11:00
マインドフルネス、プルーシャ、サマディ、そしてハッピーに!
マック久美子先生

今年も大好きなイシュタヨガのマック久美子先生のクラスに参加しました。
今年のテーマは、主催者側から依頼された「マインドフルネス」。
マインドフルネスって、ヨガだけでなくいろいろな分野で、本当に流行っていますね。
クラスの冒頭に、まずはマインドフルネスの説明がありました。

マインドフルネスは、マサチューセッツ工科大学のジョン・カバット・ジンという人が広め、仏教の瞑想から宗教色を取り除いたやり方で、世界中で行われているものです。
そのルーツとも言えるのが、ベトナム人で16歳で出家した禅僧、ティク・ナット・ハンのマインドフルネスです。(やがて彼はその影響力を恐れた政府にベトナムを追放されます。)

それは、例えば 歩く ということ。歩くことだけをしている自分を、歩いている自分の呼吸を、ボディーウォッチする、と言うことです。そうすることにより、太陽の光が草木の葉や幹に差し込むように、自分たち自身に当たっていきます。自分への気づきが得られるのです。
例えば、じゃがいもはそのままでは硬くて食べることもできないけれども、鍋に水(呼吸)を入れて火(気づき)にかければ食べられるようになります。じゃがいも(自分の心の状態)を変えていくのです。鍋の蓋が集中力や忍耐力になります。

これらはヨガと共通していて、ヨガもただ呼吸をし批判せずに自分を見て、自分を取り戻します。これにより集中力忍耐力が高まっていきます(サマディ)。
イシュタヨガでは、マントラ(音、振動)で心や身体のエネルギーを整え流れを良くした上で瞑想をします。
瞑想で自分の見ているところへ意識を広げていくと、見ている自分はいつも平穏です(プルーシャ)。いつも自分の内側に平穏な自分がいる、何にも揺るがない平穏な自分に意識を広げていきます。そしてタントラの瞑想へと向かいます。

今日は、アーサナから瞑想へ移行する時、気づき=マインドフルネスの手法を使ってやっていきます。
1日2回そういう時間を持つと良いのではないかと思います。
既に持っている自分の静けさを、多くの人たちに取り戻してもらえると良い。
マインドフルネス、プルーシャ、サマディ、そしてハッピーに!

こんな説明の後、アーサナ→プラーナヤマ→ヨガニドラ→瞑想を行いました。
爽やかな汗をかき、穏やかで曇りない気持ちになり、生まれ変わったような感覚でレッスンが終わりました。
ナマステ

*リゾート会員権