鵜の瀬 入口 福井県小浜市の
鵜の瀬を訪れました。
毎年3月に奈良の東大寺 二月堂で”
修二会”という行が行われ、行の中で”
お水取り”が行われています。
”若狭井”という名の井戸から”閼伽水(あかみす)”を汲み上げ、ご本尊にお供えします。
その10日前に、若狭の
神宮寺・鵜の瀬では”
お水送り”、奈良の若狭井へ霊水を送る行があります。
鵜の瀬奈良で”お水取り”のお松明を見て以来、”お水送り”の行われる鵜の瀬も、訪れてみたいと思っていました。
実際に鵜の瀬と神宮寺を訪ね、行が行われている場を踏んでみて、神聖な霊験あらたかな所と感じます。
そして、水中洞穴を通じて遠く離れた奈良と繋がっていることに、思いを馳せることもできました。
白石と呼ばれるこの地区には大きな椿の木がたくさんあって、赤い椿の花がたくさん落ちています。
奈良が”お水取り”の季節、紙で作られた椿の花に囲まれることを思い出しました。
大きなお松明→火祭りともいうべき行事が、この若狭~鞍馬~奈良へと続いていることは、
鯖街道と呼ばれる京都への道を通って、仏教やさまざまな文化が大陸から入り、通っていったことを感じさせてくれます。
神宮寺本堂の床下に行に使われる下駄が* リゾート会員権 価格