2013年9月1日日曜日

Hitomi先生ヨガ last lesson


遂にこの日がやってきました。
4年余りヨガの教えを受けてきたHitomi先生の最後のレッスンです。

明るいHitomi先生の声がシャバアーサナを告げて、レッスンが始まりました
ストレッチや猫のポーズから入り、余談ひとつなく先生の言葉が皆を促して進んでいきます。
いつもより急かされるように感じながら、どんどん続けて行っていきます。
そう、どんどん休みなく続いていくレッスン。
そこがHitomi先生のレッスンの大好きなところです。
呼吸をするたびに○○を引き伸ばして
そこから も〜っと胸を広げて
頭頂部を引きあげて
○○にストレッチを感じて~できるところまででいいです
できる人はそこから手を着いて~そのままの人はそのままで~呼吸を入れていきます
ひとつひとつの言葉がHitomi先生らしい客観的な言葉です。

そこで入るだろう先生の言葉を先回りして、自分の身体の形を修正して深めていきます。
いつも行ってきたアーサナを全部おさらいするかのようです。
動作を行い呼吸を合わせていくうちに汗が吹き出して、タオルで顔や身体を拭いながら続けていくと、自分自身を見つめる(内観する?)自分に集中していきます。
あれっ?
Hitomi先生も一緒に動作を行っています。
いつもよりポイント指摘の言葉が多いくらいなのに、動作も皆と一緒に行っているのです。
流れを一緒に行っている先生の姿を初めて見たかもしれません。
驚きながら、その美しい姿に圧倒されました。
そしてレッスン終盤にはすきのポーズからショルダースタンディング。
このふたつは大好きな大好きなアーサナです。

最後のシャバアーサナは、フラットな心を保っていました。
温かくもなく冷たくもない、明るくも暗くもない、高くも低くもない。
一切の基準がなくなってしまったように感じていました。

レッスン後、先生から簡単にご挨拶があり、この言葉が心に残りました。(こういう解説やご自分の考え方を口にしない先生なので余計に響きます。)
皆さんも気づいているように、ヨガは身体だけではなく精神的なものでもあります。現代のストレスの多い社会で生きていくにあたって、きっとヨガは生きてくるものです。
先生を囲んでバリの仲間と食事会

振り返ればこの4年余り、いつもHitomi先生のヨガがそばにありました。

日曜夕方スポーツクラブで受けていたホームレッスン。仕事や出張があっても必ずこの時刻には横浜に戻ってきて、ほとんど欠かさず参加していました。参加する度に少しずつ身体の柔軟性が高まるのを感じ、毎回すっきりした気持ちで帰宅していました。

初めて外でやるヨガに誘ってくれたのもHitomi先生でした。森戸海岸ビーチヨガや由比ヶ浜ビーチヨガにお誘いいただき、外でやるヨガの気持ち良さ・楽しさを知りました。blog”さくら通りより”に綴ってきたように、今では夏になると外でヨガを行うことが習慣になっています。

鎌倉御成通りHamamでの岩盤ヨガも、素晴らしいレッスンでした。温度が高いところで行うヨガは、身体がきしまず固い関節もほぐれやすいと知りました。暗い空間で本当に集中してやる良さがよくわかりました。

2012.1月Hitomi先生のオープンハートヨガに参加したことで、自分の中で意識改革が起こったようです。それからヨガの位置づけが変わり、本を紹介していただいたり、わからないことを教えていただのはいつもHitomi先生でした。
先生はいつも多くを語らない、経験を教えてはくれない方です。対面してその雰囲気を感じとり、自分自身で学んでいかなければなりません。レッスンも解説や無駄口は一切排除されていて、それが先生の魅力なのだと思います。

2013.1月にはバリ  リトリートに出かけて、先生が大好きなバリの良さを少しおすそ分けしてもらいました。ヨガだけでなく食事やマッサージなどさまざまな楽しい時間でした。
これを機に一緒にヨガイベントに参加する友達も増えていきました。

今ではHitomi先生の教えがヨガを考える時の基本になっています。自分で考える基本を授けてくれた先生の存在は本当に大きい。たった一人でたくさんの人の心にヨガを育ててきたことを思うと凄いな~と思います。

今後はバリのウブドに拠点を移してヨガの道を深めていくというHitomi先生。
「歓喜にあふれた人生を歩みたい」とヨガの道を選んで、今もその願いに向かって進んでいるのでしょうか。
日本の常識にとらわれずに自由に、1歩1歩確実にご自分の道を歩いていく姿は本当に逞しいと感じます。
素晴らしい未来をお祈りしています。

Hitomi先生、ホームレッスンは今日で最後になりましたが、これからもヨガの師でいてください。