この世でいちばん大事な「カネ」の話
この世でいちばん大事な「カネ」の話 著:
西原 理恵子 理論社
ざ~っと漫画を読むような勢いで読み終えました。
大切な「お金のもつ意味」が、中学生くらいの子供たちにも分かりやすい言葉で書かれています。
筆者の幼少期~思春期~青年期を通しての経験から、「貧乏」の意味するところ、働くことの価値などが語られています。
また、大人になった筆者の体験=カンボジアの極貧の生活をする子供たちの姿から、現代の病という側面での「お金」を考えさせてくれます。(今では誰もが知るようになった、バングラディッシュの
グラミン銀行や
マイクロクレジットのことにも少し触れています。)
「働きなさい。働いて、お金を稼ぎなさい。そうして強くなりなさい。それが、大人になるってことなんだと思う。」 という筆者の力強い言葉が、日本の子供たちも届きますように!
* ヒルトン・グランド・バケーション・クラブ