2011年1月29日土曜日

この世でいちばん大事な「カネ」の話


この世でいちばん大事な「カネ」の話

 この世でいちばん大事な「カネ」の話
 著:西原 理恵子
 理論社

ざ~っと漫画を読むような勢いで読み終えました。
大切な「お金のもつ意味」が、中学生くらいの子供たちにも分かりやすい言葉で書かれています。

筆者の幼少期~思春期~青年期を通しての経験から、「貧乏」の意味するところ、働くことの価値などが語られています。
また、大人になった筆者の体験=カンボジアの極貧の生活をする子供たちの姿から、現代の病という側面での「お金」を考えさせてくれます。(今では誰もが知るようになった、バングラディッシュのグラミン銀行マイクロクレジットのことにも少し触れています。)

「働きなさい。働いて、お金を稼ぎなさい。そうして強くなりなさい。それが、大人になるってことなんだと思う。」 という筆者の力強い言葉が、日本の子供たちも届きますように!

* ヒルトン・グランド・バケーション・クラブ