iPS細胞ができた!iPS細胞 って何? という素人の疑問に、それを作った山中伸弥氏が解りやすく応えてくれている本です。
「iPS細胞ができた!」
著:山中伸弥・畑中正一
集英社
今 生きている人の細胞から、その人の生命が発生した当時の 最初の1個の細胞を作ったというのは、生命の時間が逆戻りしたってことになります。そして、時間の逆戻りには、細胞が若返った、分化した細胞が元の1個に戻った という2つの意味があるそうで、確かに自然界ではありえないことですね。
最初の1個=iPS細胞は、人の身体のどの部分にもなりうる”万能細胞”だという点で、特に再生医療と結び付けて語られることが多いのが、納得いくようになりました。
* エクシブ山中湖I2タイプ バージョンZ