お寺のご住職がお経をあげている間、6年前に義母が亡くなった時のこと、葬儀や七七日のできごと、義母と生活した僅かの間のエピソードなどが次々と思い出されました。
6年前の通夜は、お寺の庭にしとしとと雨が降っていました。
七七日は、炎天下 皆さんでお塔婆を持って日傘をさしてお墓参りをしました。
6年経って皆さんも歳を重ね、なかなか法要に集まることが難しくなりました。
お寺の教義に詳しいわけではありませんが、お経の後のご住職の口上を聞いていると、どうやら成仏した義母は親族を見守り衆生を導いていく立場になっているようです。
”女の仕事は果てしない”と言っていた義母さん、亡くなってもまだまだ果てしなくそれが続いているのですね。
お経をあげたご住職、義母のことをおばあちゃんなんて呼んでいたけれど、同い歳ですよ。
大きなお声でお経をあげて今だに現役。幸せなことですね。