2016年3月5日土曜日

茶杓「泪」 利休作 

徳川美術館・徳川園入口の門
2016.3.5(土)リゾート会員権のお取引のため名古屋を訪れました。
空き時間を利用して徳川美術館に足を伸ばしました。

茶杓 「泪」 千利休 作

利休忌にちなんでこの有名な茶杓が特別公開されていました。
太閤秀吉に切腹を命じられ、切腹前の最後の茶席で使われた茶杓「泪」。
古田織部に贈られ、織部は窓のように穴の開いた茶杓入れに入れて、利休の位牌として拝んだと言われています。その茶杓入れも一緒に展示されていました。

大男の利休がこんな小さな茶杓を?
しかもこんなにカッチリ堅い?

その最期の茶席の緊張感がぐっと迫ってきて苦しいくらいです。
しっかりと心に刻みこまれました。

雛飾り
尾張徳川家の伝わる雛まつり という特別展も行われていて、日本文化の粋とも言える素晴らしい雛飾り(雛道具)も観ることができました。
姫君たちの嫁入り道具のミニチュア版は、とても精緻で豪華なつくりです。

この雛人形は「写真撮影可」と書いてあったものです(念のため)。
よく観察すると、お顔が下膨れの美男美女で、内裏雛の脚が胡坐ではなく開いていることなど、時代による違いを感じさせます。

リゾート会員権