2019年11月3日日曜日

龍神温泉

上御殿
2019.11.3(日)南紀田辺から約2時間バスに揺られて、龍神温泉に到着しました。

この度の台風や大雨で土砂崩れが起こり、途中の山間の道路が通行止めのため、バスではなくマイクロバスであちこち迂回していきました。
おかげで、何と南紀田辺駅を予定より20分もバスが早く出発したため、ランチをする時間が無くなり、購入したパンをバス停で立って食べることになってしまいました。
上御殿 玄関
かねてより一度は泊ってみたいと話していた”上御殿”に宿泊です。
ここは、紀州徳川のお殿様が湯治のために造らせたという御殿で、重要文化財にもなっている老舗の宿です。
囲炉裏部屋
いわゆるフロントに該当するところがなく、入り口の囲炉裏部屋も使われているところを見ることはありませんでした。
玄関を上がった奥のスペースでお会計なども行います。
新館の客室
お部屋から日高川が見えます。
山の木々が若干 紅葉し始めていて、電線には二羽のとんびが止まっています。
新館の客室
今年は寒くならないので紅葉しない、と宿の方に説明を受けましたが。
お部屋には炬燵が用意されていました。
新館のお部屋には、トイレや洗面台などがあります。
(徳川のお殿様が使われたお部屋には無いようです)
露天風呂
グループごとに貸し切りで利用できる露天風呂。
その一番風呂に入れて幸せ~!
男女別の温泉内風呂もあります。
桧の浴槽やすのこ、渓流を望む窓、こちらもゆったり入れ、よく温まる温泉です。
日本三美人の湯に数えられる、ぬるっとしたぬめりがあり、透明度の高い綺麗な温泉です。

山の幸をふんだんに使ったお料理も、とても美味しくいただきました。
いたどりのお浸し、こんにゃくの酢の物など精進料理のような素朴なものもあり、鹿肉のるいべ、焼きあまごなど、珍重なものもありました。

お部屋への配膳サービスなどでお世話になったスタッフが、つかず離れず、必要最小限で過不足内なく気配りしてくださるのが、とても心地よく感じられました。
スタッフの年齢層も高く60歳代70歳代でした。

女将 龍神さんのお話しが印象に残ります。
もともとは東京の方で、1989年8月大爆発事故となった横浜の花火大会を船の上から見ていたということです。
その事故のことはよく覚えています。

以前に龍神温泉に来た時は、国民宿舎に泊まり橋を渡ったところにある共同浴場で温泉に入りました。
湯量が豊富でプラスチック板に囲まれて外の渓流がよく見える共同浴場は、上に岩があり崩れ落ちると危険だということで廃され、代わりに近くに鉄筋コンクリート造りの元湯が設けられていました。
共同浴場の跡は、今は緑で覆われていました。
国民宿舎は、素泊まりの湯治の宿として現役で営業をしているようでしたが。
国民宿舎に代わって、少し離れたところに"希来里 龍神"という宿がありました。

再び龍神温泉を訪れることができて、この間、20年以上の歳月に思いを巡らせました。
今はリゾート会員権のお仕事をしていますが、元から旅好き、温泉好きだったのだな~と実感しました。

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