2012年5月2日水曜日

悠久の時の流れを感じて~飛鳥

2012.4.28(土)飛鳥の里を自転車で回りました。

数多くの遺跡が残っていて、どれも教科書や新聞紙上で見たことがある遺跡です。
長い長い時の流れと、それらが作られた当時の時代背景を感じつつ、現代において古墳群の多くが公園として整備されているのは素晴らしいと思いました。


飛鳥寺 釈迦如来像
飛鳥寺に残るこの釈迦如来像。1400年もの間、ここに鎮座されているそうです。
後世、修復された部分もありますが、帰化人の鞍作止利(くらつくりのとり)=止利仏師の作とされています。
シャープな高い鼻・アーモンド形の目はいかにも飛鳥時代の仏。一見、”ガンダーラ美術”そのものですね。
仏像を見るのが好きなさくら通りでも、めったに写真など撮れるものではありません。
撮影OKのおおらかさが飛鳥の風景と重なります。

高松宮古墳
石室の壁画の劣化で何かと話題に上る高松宮古墳
水田の中にある数多くの島=古墳。その中の一つだったことがわかります。

亀型石
掘調査後、新聞1面トップに写真入りで公開されたのが印象的な遺跡”亀型石”。
斉明天皇期の祭祀が行われただろう湧水施設です。
禊(みそぎ)が行われたのではないかと推定されているようです。

石舞台
子供の頃、こんな大きな石が積まれた古墳でよく遊びました。
暗い古墳の中は、とても涼しい!

天武天皇稜 持統天皇稜
后の病の平癒を祈って薬師寺を創建したという天武天皇と、その祈りによって一命をとりとめ、夫の亡き後、仏教によって国を平らかに治めようとした后の持統天皇。
ここに合祀されているそうです。

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