2012年5月10日木曜日

奈良を駆ける風


中門から見た金堂 ふわりと風が流れて

2012.4.30奈良の旅の最終日に、薬師寺を訪ねました。

西の京にある薬師寺は、昭和40年代以降、亡き西岡常一棟梁の設計で西塔や伽藍の再建が行われてきました。
途絶えそうになっていた宮大工の技術を、㈱鳩工舎が若い人を育てながら伝承し再建してきたものです。
そんなドキュメンタリーをテレビを観てから、折に触れて何度となくこの薬師寺には来ています。



西塔
 
奈良時代(白鳳~天平)に作られた東塔が1300年もの間ここに建ち続けているように、青丹の色が鮮やかな西塔も、これから1000年以上の時を乗り越えていく建物なのでしょう。
そう思いながら、西塔を見上げました。


回廊

この朱塗りの回廊も大好きな景色です。
これから1,000年以上も同じように風が流れていく回廊。
どれだけたくさんの人がこの回廊を歩くのでしょうか。。。

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