今回の旅は、吉野金峯山寺の蔵王権現のご開帳に合わせて出かけています。
JR東海のCMのように、本当にこのような青が見れるのか、デフォルメされた蔵王権現の実物はどのような姿で、実際に向き合った時、何を感じるのか。
大きな期待を持って吉野を訪れました。
蔵王堂
吉野の山をバスを乗り継いで登り、奥千本・上千本・中千本と山を下りてきて、蔵王堂に到着したのは15:00を回っていました。 相当急な山を歩いて降りてきたため、お参りの時刻としては遅い時刻ですが、ライトアップされた蔵王権現は明るい姿で迎えてくれました。 身体全体に怒りを表した青い仏像でした。 怒りと大きさが大きくデフォルメされています。 デフォルメが極端で漫画的な感じさえします。 ここで改めて、吉野~金峯山~熊野が修験の山であることを強く感じました。 古来から続く山岳修験道と後世に大陸から伝わった仏教が融合しているのです。 仏像そのものより、その吉野山への入口にこの金峯山寺があるのだということを強く感じました。 |