圓成寺の庭園から桜門を望む |
2016.9.26(月) 奈良郊外にある圓成寺へ出かけました。
日に数本しかバスがない忍辱山(にんにくせん)。
なかなか行きづらいどころへ 運慶作 国宝 大日如来像を拝みに出かけました。
山あいの村に忽然と、立派な桜門と優雅な浄土式庭園が広がっています。
貴族の姿を思い浮かべる景観で、手入れがとても行き届いていて、僅かにもみじの葉が色づいていることに秋の訪れを感じます。
多宝塔 運慶作の大日如来さまが |
ふっくら頬の賢い少年 のお顔つきです。
初期の頃の運慶の作と言われています。
ご本尊は、金堂の阿弥陀如来像です。
それを取り囲む厳つい顔の四天王、堂内の柱には、描かれた絵の色が残っていて、極彩色だった創建当初の姿が想像されます。
若草山 |
その後、バスで押上町まで戻り、東大寺裏の若草山を目指しました。
標高342m、30分前後。
それでも遊歩道には”若草山登山道”と書いてあり、ミニ登山です。
若草山からの眺望 世界遺産の春日の森も見える |
汗でびっしょりになって若草山の一重目の山頂に着きました。
そこから更に二重目、三重目と上がって行くに連れ眺望がどんどん開け、ユネスコ世界文化遺産になった春日山原生林も見えて来ました。
昨日出かけた平城宮跡の第一次大極殿、東大寺大仏殿、東大寺南大門など、大きな建物がどかーんと建っているのが印的です。
春日大社 |
若草山から春日大社へ降り、久しぶりに春日大社にお参りすることしました。
ちょうど20年に一度の式年造替の前で、まだ神様がいらっしゃらない真新しい4つのお社を観て、4柱の神様にお参りすることができました。
春日大社の回廊 |
万燈籠の幻想的な光に感激したことを覚えています。
あの頃、広大な春日大社の敷地を歩き続けたことを思い出しました。
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