2011年1月26日水曜日

iPS細胞ができた!


iPS細胞ができた!

iPS細胞 って何? という素人の疑問に、それを作った山中伸弥氏が解りやすく応えてくれている本です。

 「iPS細胞ができた!」
 著:山中伸弥・畑中正一
 集英社

今 生きている人の細胞から、その人の生命が発生した当時の 最初の1個の細胞を作ったというのは、生命の時間が逆戻りしたってことになります。そして、時間の逆戻りには、細胞が若返った、分化した細胞が元の1個に戻った という2つの意味があるそうで、確かに自然界ではありえないことですね。

最初の1個=iPS細胞は、人の身体のどの部分にもなりうる”万能細胞”だという点で、特に再生医療と結び付けて語られることが多いのが、納得いくようになりました。

* エクシブ山中湖I2タイプ バージョンZ