2011年10月11日火曜日

倭姫宮~伊勢・鳥羽の旅


倭姫宮(やまとひめみや)

伊勢と言えば、伊勢神宮
正式名称は単に「神宮」言い、外宮・内宮などを合わせて全125社の総称だそうです。

行楽シーズンで混み合う外宮・内宮より、心に残ったのは、むしろそれ以外の別宮でした。
月夜見宮(つきよみのみや)・月讀宮(つきよのみや)も静かで清らかな聖地であると感じましたが。

最も心を動かされたのは、倭姫宮(やまとひめみや)でした。
一の鳥居から、ゆったりとしたカーブを描く森の中の参道、バチッと砂利道にどんぐりが落ちてくる緊張感、階段を見上げたあたりから全てがくっきりと際立っていて清々しい。


お宮の隣には新殿のための場所

伊勢神宮は、20年に一度、式年遷宮が行われます。
なぜ20年に一度なのか?
それは、人の一生を考えた時に、技術の伝承を考えると理に叶っているとも言われます。

倭姫宮にも、現在の社殿に隣り合って、式年遷宮のための用地があります。
新殿のための用地であり、今の場所に遷宮される前、社殿があった場所です。

そのひっそりとした佇まいが、何とも言えずに強く心が惹かれます。

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