源光庵 迷いの窓(右)・悟りの窓(左) |
京都の”鷹峯”と名がつくエリアの入口にあたるこの周辺は、江戸時代初期の新しい文化(琳派)が湧き起こった地域です。
徳川家康から鷹峯の土地を拝領した本阿弥光悦が芸術村を開いたことに始まります。
源光庵 お茶製造炉 |
しばし凛とした冷たい空気の中で、そう呼ばれる意味を考えながら畳に座っていました。
が、凡人には簡単にはわからないようです(笑)
伏見桃山城の遺構”血天井”が残っていて、くっきり残る足跡が生々しく感じられました。
境内には炉があり、このように書いてあって興味を持ちました。
”お茶の製造に使われていた炉です 炭火を入れてその上に紙を貼った(障子に似た物)を置いて蒸した茶葉を揉みながらかわかせました”
光悦寺 奥に鷹峯が |
冬だからこそ、葉を落とした木々の向こう側に鷹峯が見えて、とても素敵な景色です。
鐘楼の藁ぶき屋根には雪が残って、雪解けの滴がしたたり落ちている様子が、何とも言えずに風情があります。
竹を編んで作られた”光悦垣”の向こうには、7つの茶室も配されています。
常照寺 |
秋の紅葉の時期に、改めて訪れてみたいですね。
*東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯