2014年8月15日金曜日

北海道の旅 3

時折 小雨が降る洞爺湖畔
洞爺湖曙公園のテント村では、昨夜遅くまで談笑する声が聞こえていましたが、一部の複数のテントからは轟音も放たれていました(笑)

夜が明けて8.15(金)。
昨日より空は曇っていて小雨が時折降っています。

洞爺湖にカヌーを出して、波のない平らな水面を滑らせます。
昨日子供たちを載せて漕ぎ出そうとした時、岸辺で沈してしまったので少し慎重に・・・。
聖徳太子像をお祭りした浮見堂方向にぐるっと回って湖畔に戻りました。
まっかり温泉から羊蹄山を望む
美味しく朝ごはんをいただいて(涼しいのですごくたくさん食べられます)テントをしまったら、いざ出発。

まっかり温泉”にやってきました。
ここは真狩村の温泉保養センターになっていて、1人500円で露天風呂・サウナもある温泉に入浴ができます。
温泉は昆布出汁色で、無味無臭のなめらかなお湯でした。

露天風呂から羊蹄山を望めるということでしたが、またしても雲の中。
昨日、中山峠から観た羊蹄山を裏側から眺めていることになります。
すすきが穂を出していて、もうはや(北海道弁!)秋の気配です。

センターの建物は前面がログになっていて、建設時、同行した知人がその木材を担当したということで、建築秘話なども聞きながらフルーツ牛乳を飲みました。
太い丸太木が柱や梁に使われていて、触ると気持ち良いだけでなく建物全体が呼吸しているように感じます。

受付前の売店に、真っ赤に熟した大きなトマトや玉ねぎなどの野菜が置いてありました。
どれも驚くほど美味しそうで一袋100円と安い!
手にとってはやめ 手にとってはやめを繰り返し、悩みに悩んで、にんにくを一袋買うことにしました。
ずっしりと重い国産にんにくが1/10程度の価格です。
(これを後日横浜の自宅で調理してまたびっくり。にんにくがかけらに割れていなくて、ひとつまんま
ゴロンとしているのです。食べるとまたびっくりするほどホクホクで美味しい!)

真狩と聞いて思い出すのは、細川たかし と じゃが芋 しかありませんでした。
こんなに素晴らしい羊蹄山への登山口がある所だったのですね。
羊蹄の湧き水
羊蹄山の周り、ニセコ方面には数多くの良質な温泉が湧出しています。
伏流水も湧出していて、大量に湧出している”羊蹄の湧き水”で湧水を飲みペットボトルに汲ませてもらいました。
ちょっと苦めというか硬めの感じがする水です。
この水汲み場の奥には、クレソンなどを栽培している場所もあるということでした。

羊蹄の湧き水の隣には”湧水の里”があり、この清らかなお水で作られたお豆腐や豆乳などが販売されています。
お豆腐はたくさん種類があり味見をさせてくれるので、たくさんいただきました。
”すごい豆腐”というシンプルなお豆腐と雑味のない豆乳を買いました。
いし豆 のお蕎麦
”羊蹄の湧き水”近くの”いし豆”でランチをしようと並んで待ちました。
私たちでお蕎麦が売り切れになって、本日最後のお客様になりました。
透き通るような手打ちお蕎麦は、噛むと口に蕎麦の香りが広がって、と~っても美味しい!
ニセコの甘露泉
ニセコ方面をぐるっと回り、羊蹄山を眺めながらドライブ。
ニセコの”甘露泉”は、甘味があって柔らかいお水でとても美味しくいただきました。
五色温泉
途中、ニセコアンヌプリとニセコイワオヌプリの間にある五色温泉で車を降りて、遊歩道の入口まで歩いてその素晴らしい景観を楽しみました。


登山道の入口
余市 ニッカウヰスキー工場
そして、やっと余市に到着した時には17:00を大きく回り、お目当てのニッカウヰスキー工場は閉館していました。
がっかりですが、外から眺めるだけでも雰囲気を楽しむことができました。
工場がJR余市駅の目の前にあることも、初めて知りました。
余市かきざきの 白折うに丼
ここで江別から参加した仲間とお別れして、ニッカウヰスキー蒸留所そばの”かきざき商店”2階でうに丼を食べて帰ることになりました。
時価で2,650円のうに丼。とろとろのうにです。
見た目は洗練されていませんが、新鮮なうにがこれだけ乗って2650円はお安いのでは?
少なくとも関東の金銭感覚では考えられないお値段です。
海苔が無い方がうにの旨みをより楽しめるのではないかと思いました。

余市を跡に黄昏る小樽の運河や築港方面を通って、札幌市手稲区の知人宅に到着した時には陽が暮れていました。
長い長いドライブお疲れさまでした。

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