2011年3月30日水曜日

これからの電力について

3/29(火)30(水)と2日連続で首都圏の計画停電が中止になって、ほっとされている方が多いようですね。
被災地の状況を考えると「ほっとしている」なんて言うのは不謹慎かもしれません。
暖かな日が続いて、今週内は停電見送りの可能性もあるようです。


首都圏では、福島第一原子力発電所が使えないことから、今後も長期に亘って電力不足問題に悩まされると思います。
この問題について、現在、議論されている論点は、おおまかに次のようになろうかと思います。

1. どのように電力消費を抑えるか
2.どのように電力供給を増やすか
3.将来の電力確保をどうするか


1.どのように電力消費を抑えるか

企業の夏休み期間をずらして設定する、企業や学校の夏休みを長めにする、企業でシエスタ(長い昼休み)を行う、電力料金を値上げする、電力使用に関する税金を設ける・・・など

こんな提言もあります。
臨時の電力消費税を導入して、電力需要を抑制し、震災地域の救援・復興の財源に充てる
停電を避けるために我々ができること


2.どのように電力供給を増やすか

他の発電所に頑張ってもらう、他の発電方法ですぐ着手できるものがあればすぐ行う、発電設備を借りる・・・など

こんなニュースもあります。
タイ発電所2セット無償貸与
韓国 移動式の発電機無償貸与


3.将来の電力確保をどうするか

原子力以外の発電方法を模索する →太陽光・風力など、首都を他へ移し首都機能を分散するなど


皆で知恵を絞って、今後どうしていくのか議論をしていく必要がありますね。


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